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愛とボサノバの日々

  • 2009年05月30日

ついこないだの事だが、念願の映画「愛とボサノヴァの日々」を観た。

この映画はボサノヴァの創始者の一人である作詞のヴィニシウス・ヂ・モラエスの人生を描いている。

というより、彼と交流のあった親しき人たちやミュージシャンや何人もの娘さん達らが、彼の事を語る、そして
彼の作品を様々なミュージシャンが歌い、これらを織り交ぜるようにして、役者がテキストや詩を舞台で演じながら紹介していく、
といった独特な構成で、何よりも彼の情熱は人生を通して決して色褪せることがなかったことを教えてくれる。

ボサノバの魅力はやはり囁くようなあのデリカシーのある声と軽やかなリズムと音あそびのような旋律。。
これは、愛する人へのラブレターに他ならない。
そして時として禅問答のような、彼の愛と情熱の生活から滲み出る哲学のような、こんな粋な詩もやはりヴィニシウスそのものの
存在が自分の殻を破って常に情熱を追い求めた結果、生み出されたものかと思うと敬服だ。

ちなみに9回結婚し、ギター片手にウイスキーを持ち、いつも友に囲まれていた。
彼は常に人を求めた。人間が好きだったんだろう。傷ついてもまたすぐに恋をして何度も結婚し、子供もたくさんいる。
彼は自分に正直に生きた。そして次から次へとそれは美しい女性達がその魅力的な彼の魔法にかけられていった。

歌詞をよんでいると、やはり真剣に恋をしてきた人にしかかけない、そして愛に溢れた優しさとデリカシーのある彼だからこそ書ける言葉の数々を
目の当たりにすることができる。

人生はゲームじゃない、人生は出会いのアートだ (ヴィニシウス・ヂ・モラエス)

Saravah !(祝福あれ)

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